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大物部品の生産性向上に。□800mmパレットサイズの横形マシニングセンタMA-8000H オークマ株式会社様

今回は、□800mmパレットサイズの新型横形マシニングセンタ「MA-8000H」をご紹介します。拡大基調が続く半導体製造市場、脱炭素化が加速する中で変化が著しい再生可能エネルギー市場や自動車(EV)市場など、幅広い大物加工分野においてプライチェーン全体で目指す脱炭素実現に貢献し、抜群の生産能力を発揮します。


■大物ワークの加工に最適なストローク
X軸、Y軸、Z軸のストロークが長くなり、対応可能なワークが拡がりました。
最大積載ワーク寸法φ1,450×1,450mmで、従来機よりも大型ワークの加工が可能です。


■最大出力45kWの新主軸をはじめ、4種の主軸で幅広い加工に対応

最大出力45kW、最大トルク652N・mのNo.50新主軸 10,000min-1 を搭載しました。低速から高速領域まで高い加工能力を発揮し、重切削加工から高送り加工まで幅広く対応可能です。そのほかにも3種類の主軸ラインナップを用意し、鉄の重切削からアルミの削り出し加工、インコネル、チタンなどの難削材加工まで幅広いワークに対応します。



■タンク清掃の頻度を減らし、安定稼働を実現

機械の安定稼働にはクーラントに含まれる不純物(スラッジ)除去が重要で、クーラントタンクの清掃作業は欠かせません。「スラッジレスタンク(推奨特別仕様)」は、効率的にスラッジを回収することでタンク清掃の頻度を削減し、長時間にわたる安定稼働を実現します。

各種工作機械の遠藤機械工業株式会社 (endo-kikai.co.jp)

2021年12月24日