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スクロールチャック

旋盤にて被削材を把握するチャックです。

三爪や四爪があり、爪も分割爪のタイプと一体爪のタイプがあります。

すべての爪が中心に向かって連動して動くので、被削材の把握が容易で簡単に芯が出ます。

ただし、スクロールチャックの構造上の問題と、フランジの取付け精度により、0.07mmくらいの偏心は避けられません。

掴み直すと芯が出ませんので、主に一度のチャッキングで全行程を終える加工に用いられます。

2020年8月27日