NCフライスとの出会い
皆さんご存じのNCフライス。
出会いは皆さんそれぞれだと思います。
早い人は親がやってる工場に有ったとか、入社して初めて出会ったとか。
私の場合は、高校の授業の一環としてでした。工業高校機械科でしたので旋盤・溶接・手仕上げ・機械実験等の一部として.
操作は流石に高価(当時¥2,000諭吉位)でしたので、プログラムスタートのボタンを押すだけ(笑)
しかしそのプログラムを自分で紙に書き出すのです。課題は自分のイニシャル。
課題は方眼紙に決められた長方形のサイズの中に好きに作って良いとの事。
書き方は幅4mmの文字で端っこは2R そこに4mmの中心線を端点Rの中心まで、つまり2Rのボールエンドミルでなぞる線をプログラム用に書き足す。
ドラフター(もう使わないわっ)・機械定規(懐)・コンパス(古)など使って1/1で
でっ 書けるんですよ、そこそこ。R定規やらなんやら駆使すれば格好良いのが。
次週の時間は当然プログラム。NCプログラムですからスタート座標は決まってる訳です。そこから加工スタートポイントに移動。高さはZ3.まで早送りで深さ1mmまで切削送りいくつで。加工は送りいくつでとか移動の逃げの条件とか。
そこにRを駆使したイニシャルのプログラムを作る訳です。4時限通しの授業でしたから後半は先生と助手の講師が個別に見て回り質問に答えてくれます。取ったノートと質問攻めでも終わらないので残りは宿題に。
提出期日に方眼紙とプログラムを出すと「構想のRの絵と随分違うね」と言われたので
「男は黙って直線番長ですよ」と言って出したプログラムの加工物が写真のコレ。↓
取り付け取り外しとスタートボタンを押し真鍮の板にボールエンドミルで加工した物に色入れました。
間違えてる所と紙テープで読んだ読み間違いは先生修正で(笑)。
コレ見て懐かしいと思った人は同じ高校卒かもしれませんね(汗)
(いまだに持ってるの俺だけか?)
流石にイニシャルを掘るプログラムは無理ですが(笑)
あの苦労は何だったんだ?と思える今は対話なんつー便利な機能で加工プログラムが出来ちゃうNCフライス
弊社にも対話機能付きの在庫が御座いますよ↓
見学お待ちしております。 byリーゼント印
OKK 簡易NCフライス盤 RRM-2V
http://www.endokikai.com/catalog/html/products/detail.php?product_id=5123
http://www.endokikai.com/catalog/html/products/detail.php?product_id=3545
http://www.endokikai.com/catalog/html/products/detail.php?product_id=2559
大隈豊和 NCフライス盤 FMR-40
http://www.endokikai.com/catalog/html/products/detail.php?product_id=3698
マキノ 操作フライス AEV4-85
http://www.endokikai.com/catalog/html/products/detail.php?product_id=3679
静岡 VHR-AF
http://www.endokikai.com/catalog/html/products/detail.php?product_id=2375