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ハンドタップ

先日 勉強も兼ねてハンドタップをアップしました。

基礎中の基礎から。。

ハンドタップとは手作業の為のタップという意味です。(機械で使用できない訳ではない、)

加工する際、ネジ穴の中心にタップを差し込むことが重要なので食い付きの長さの違う

タップを使用し、3回程度に分けて加工します。大体3本/組になっており、

1/2/3番、あるいは先・中・上タップと呼ばれております。

1番(先タップ)は先端が9山分、テーパ状に細くなっている為差し込みやすくなっています。

次に使用するのが2番(中タップ)5山分、最後に3番(上げタップ)1.5山分と

番手が上がっていくごとに先端のテーパが短くなっており、その分奥深くまでネジ穴を作ることができます。

回転を加えるごとに切粉が中で詰まってしまいますので、逆回転をさせ排出していきます。

この作業を怠ると中でタップが折れてしまうので、注意しましょう。

他にも並目/細目、右/左用、ウィット/ユニファイ/管用 様々な種類がありますので、

順次アップしていきます。㋛

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2020年10月14日