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タレパン

タレットパンチプレス。

丸型や四角の金型を使用して材料を打ち抜くプレス機の一種で、略してタレパンと呼ばれることが多いです。

タレパンは、文字通りタレットという円形金型ホルダーに、パンチ(上金型)、ダイ(下金型)を格納し、加工に応じて、NC制御により自動で選択されます。

プレス位置は固定されておりますので、クランプされた材料がNCプログラミングによって前後左右に移動し、打ち抜き加工を行います。

基本的にNC制御の機械なので、加工精度が安定します。

また金型の組み合わせや、追い抜き(ニブリング)加工によって専用金型を使わずとも円弧等の複雑な加工をすることができます。

加工をできる板厚は0.5~3㎜程度となり、レーザー加工機のように3㎝程度の厚板の加工はできません。

タレパンは、機械のメンテナンスが楽な反面、金型は継続使用により、ダレやカエリ出てきますので、定期的に研磨が必要となります。

近年、レーザー加工機の性能向上は著しいですが、加工速度のみならず、コスト面に於いてもタレパンの優位性は変わりません。

中古機械・中古工作機械情報 ~ 工作機械の遠藤機械工業です / 富士機工 パンチプレス FαC10MXV-105 (endokikai.com)

2020年12月31日