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ダイヤモンドヤスリ 

以前 ヤスリのお話しを何度か致しました。一般的な鉄工ヤスリの

今回はダイヤモンドヤスリについてです

どんな時に使うか?使った事無い方や 普段使ってますーや 使ったけど値段が高いだけなんて方もおられるのでは?
要は使い分けすれば便利な工具なのです。硬い物の作業に使うのが一般的だと思いますが。

加工や動作不具合で熱を持ち焼きが入ったとかで使ったりしました。
砥石でも良いのですが 場所によっては砥石が入らないとか

ダイヤモンドヤスリで一番の悩みは仕上がり面の粗さではないですかね。
取れるのだけど傷が深いとか
ダイヤモンドヤスリにも当然 粗さが有ります。
一般的な荒・中・細目とかではなく、砥石と同じ「番手」で表現します
#300とか#100相当など

粗いダイヤモンドヤスリを使えば粒が大きいので削れる量は多いですがその分傷も深くなります
それを考慮してこの位からは細かいダイヤモンドヤスリに変えるとかです
メーカーによっては特注のも作って頂けます。そんなにお値段は変わらず
納期はかかりますが・・・

あと ダイヤモンドヤスリを使う時は力を入れすぎてはいけないのをご存じ無い方もたまに居られます。
力を入れればガンガン取れると思いきや、ダイヤが取れる結果になります

よく言われましたのが 「ダイヤモンドヤスリは力で削るのではなく手数で削る」

つまり 力はそこそこで回数で取っていくのです。
ダイヤモンドヤスリの便利な所は 薄いヤスリが有る所ですね

0.5や0.3tなんて薄さのが有るので非常に便利です

平な底面みたいな所もしなりますので非常に使い勝手が良いのです
#800位の薄いのを持ってるとササっと磨けたりします

「しなる」ヤスリなんて一般的なヤスリには無いですから

使い方や磨く場所・ヤスリの形や荒さを変えれば物凄く便利な道具になります。

薄い#1000のダイヤモンドヤスリを常に常備していたリーゼント印

http://www.endokikai.com/catalog/html/

2021年4月30日