ラップ加工

ラップ加工は、「ラップ」とよばれる定盤(水平の台)の上に加工ワークをおき、圧力をかけながらワークをこすり合わせることで、精密に研磨する「除去加工」のひとつ。
ベアリング部品やブロックゲージなどの 精密部品の最終仕上げ や、半導体ウエハーなどの 難加工材の表面処理 に使われています。
ラップ加工は、宝石を磨く加工技術としても古くから活用されています!
「ラップ処理」ともよばれ、特に鏡面仕上げを目的としておこなう場合は「ラップ仕上げ」とよばれます。
砥粒を含んだ「ラップ剤」を加えることで、加工ワークの表面をなめらかに研磨。
平面研削にくらべ精度が高く、 0.1ミクロンの表面粗さの鏡面仕上げ ができます。
ラップ加工には、「ラップ盤」が使われます。