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旋盤 と フライス盤

金属加工の一つに切削加工がございます。

切削加工を代表するものに、円筒状の工作物を加工する旋削加工と、主に四角形状の工作物を加工するフライス加工がございます。

前者を担当するのが旋盤で、丸物の工作物が回転し、バイトと呼ばれる刃物を当てて削って行きます。

私は最初、陶芸のろくろや東北のこけし作りの工程をイメージしました。

対してフライス加工を担当するフライス盤は、テーブル等に工作物を固定して、様々な回転する刃物で削って行きます。

正面フライス、ボーリング、エンドミル、ドリル、タップ等々、刃物も多岐に渡ります。

加工に合わせてそれぞれの役割の機械があり、そのおかげで高度な製品が生み出されているのですね。

2020年8月6日