旋盤 と フライス盤
金属加工の一つに切削加工がございます。
切削加工を代表するものに、円筒状の工作物を加工する旋削加工と、主に四角形状の工作物を加工するフライス加工がございます。
前者を担当するのが旋盤で、丸物の工作物が回転し、バイトと呼ばれる刃物を当てて削って行きます。
私は最初、陶芸のろくろや東北のこけし作りの工程をイメージしました。
対してフライス加工を担当するフライス盤は、テーブル等に工作物を固定して、様々な回転する刃物で削って行きます。
正面フライス、ボーリング、エンドミル、ドリル、タップ等々、刃物も多岐に渡ります。
加工に合わせてそれぞれの役割の機械があり、そのおかげで高度な製品が生み出されているのですね。