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材質②

先週「材質①」でS45CやSS400について。簡単に説明しました。

その中で、硬い強いと書きましたが、金属を対象に起こる表現を記していきます。

・弾性…応力(引っ張る/曲げるなど)を加えた時ひずみが比例し、応力が無くなればひずみもなくなる→ばねと同じです。

この関係はフックの法則と呼ばれ、その係数を弾性率で表します。

弾性率の大きな材料は応力に対してひずみが小さく、「固い」と表現し、弾性率の小さな材料は「柔らかい」と表現されます。

・降伏強さ…ひずみが「降伏点」を過ぎると、ひずみと応力の関係が比例しなくなり応力を取り除いても元に戻らず変形してしまいます。この現象を「降伏」と呼びます。

・硬さ…表面の硬さで、傷のつきにくさです。

・金属疲労…荷重を周期的あるいは変動し加わると割れることです。缶のプルタブを想像するとわかりやすいかもしれません。

細かく書けば他にもありますが、このように様々な表現の仕方があり 種類も異なります。㋛

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2020年11月18日